冷房すると外気より湿度が上がるわけは? | やなぎたハウジング

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社長ブログ

2019/9/2

冷房すると外気より湿度が上がるわけは?

『益子町K様邸での温湿度の変化』  



EC5KWは右側(東外壁)に設置の一台のみで空調、床面積約36坪

LDK(写真中央付近)に設置の温度計


外気温度38℃相対湿度47%
室内温度25℃相対湿度68%(東のEC一台可動)2019/08/0214時54分
しょんぼり冷房してるのに湿度が外より高い???訳は空気の特性










(1)、(2)外気の38℃、47%の水蒸気量(絶対湿度)21.7g/m3となります。
この空気を室内に取り込んで温度だけを(1)25℃まで下げたとすると相対湿度は98%となります。

温度が下がると相対湿度は高くなるが、空気の特性です。。。

​​実際の湿度は​68%ということで、この差はECの除湿機能によるものです。
(2)25℃、68%の水蒸気量は15.7g/m3なので​

21.7g/m3-15.7g/m3=6g/m3がECで除湿されたことになります。
​​[除湿量6g/m3​]ということは、
38℃、47%の外気を一旦18℃程度まで冷却して結露させる、必要があります。​

(3)25℃、68%の露点温度は18.7℃で[結露量6.3g/m3​]

上記からEC室内機の内部は設定温度24℃より低い18℃ぐらいまでさげて、
がんばって?[結露量6.3g/m3​]結露させ、除湿してることになります。


解ってるような感じで書きましたが、
パラマント硝子工業株式会社の大槻さんからの受け売りです。(^^)/


なれない内容なのでこの辺で、疲れました。

                 最後までありがとうございます。