付加断熱した家の見学で暖房は・・・ | やなぎたハウジング

社長ブログ

2020/1/14

付加断熱した家の見学で暖房は・・・

明けましておめでとうございます。 

話しを進めてるご夫婦を
正月休み明けの6日に、益子町に建つ付加断熱の家二棟を案内しました。
この時期、暖房の感じを体感して頂くには、良い時期なのです。・・が、
暖冬なのが残念(>_<)

K様邸は、去年の8月引渡しの平屋、断熱部分は36.35坪。
昨年最後のブログ「想定外の住まい方」の家です。
留守の時はエアコン14帖で暖房、在宅時はFFストーブで暖房
留守でもACを20℃~22℃で常時ON

見学時はACで暖房中
見学されてるご夫婦が
「床暖房してるのですか。? AC一台で各部屋の温度差がほとんど無いなって驚き!!展示場と違う。」
との感想を聞き、案内した私は「ほ~っと」です。

床暖房、温度差が無いと感じた仕掛けは
サーキュレーター150Φのスパイラル管(黒色)が床下へのび床下の送風機で天井付近の暖気が床下に吹き込まれ各部屋のガラリからゆくりと上がって来ています。
ガラリの数を少なめにした結果、【フローリングも蓄熱された】で、しょうか。

床下の送風機
基礎のベースも全面断熱材で覆う

ガラリ(計測器が乗ってるところ)が送風機から離れていても近くても
1.3m/s~1.4m/s暖気が上昇
※基礎断熱部分でもしっかりと気密が取れてるから出てくる暖気はガラリの位置に関係なく風量は変わらない。に、なります。

サーキュレーターを使うことで床下ACにしなくても
床も暖かく、壁かけACで夏は冷房できる!


二回目の冬を過ごすY邸に
外観から見てもAC一台で間に合う感じでは、ないとの感じでは、ないでしょうか・・・

AC14帖用一台と家電のサーキュレーター一台で、問題なしのようです。
去年の11月に赤ちゃんに恵まれる、奥様『この家なので子育てが楽。』

見学のご夫婦「暖かいね!!!」小生には何よりの言葉です。。。

最近は床下ACはお勧めしていませんが、スキップフロアーにしたので
床下の空間が取れ、ご主人の希望もあって床下ACです。

スキップフロー下(キッチン下)(引渡し前)(^^)/

AC上の囲みは上の空間の空気をACに入れるための囲み
ショートサーキットを避けるため、

暖冷房時は床下の出入り口に家電製品のサーキュレーターで
(下の写真のドア方向に向けてあります)
室内に上げて、送っています。「しっかり収納として利用しています。ね!」

もちろん、空調時は開放です。階段上が一階床のレベル

黒管のダクトには送風機はついていません、必要になったら使うで、予備で設置

畳用の布団を床下収納から出し入れする建具、空調時は開放です。
ACからの暖気(冷気)を室内へ

サーキュレーターの利用、建具開放で、床下AC一台で夏冬対応です
これらは理系のご主人のアイデアです。



やっぱり”断熱性能と気密は大切”と肝に銘じて今年も頑張るべ。
ことしもよろしくお願いします。