想定外の住まい方 | やなぎたハウジング

たどりついたコンセプトはシンプル・イズ・ベスト。
北関東で快適なのに低燃費な新築・断熱改修工事をしています。

社長ブログ

2019/12/23

想定外の住まい方

8月に引渡しをした益子町のk邸
12月初旬、初めての冬なのでどんな住まい方をしてるのかなと伺いました。

間口16.38m×奥行8.645m平屋です。
北側に前の畑で採れた野菜の保存または土を落としたり、男の子がいるので洗濯などができる土間の無断熱のユーテイリテイ3.5畳の部屋があります
この無断熱ユーテイリテイと断熱部分は樹脂トリプルガラスドアで仕切られています。

伺うとまさかの、

まめくんの部屋にもなっていました・・・・
「日中、天気良いときは外に出して、夜は可哀そうだからドアを開けている。(^^)/」
ドア0.74m×2.0mの開口で断熱部分に穴が開いてる状態
ユーテイリテイのサッシは単板ガラスアルミ枠、壁は断熱材無し
「断熱を効かすのには断熱材を入れただけではダメなのと
 野菜置くで、この仕様になっています。」
奥さんがいる場所は玄関、LDKには引き戸で出入ります
そんな状態でも、
LDKは意外と寒さは感じられませんでした
ドア開けてい居ても直、外気でないのも理由かもしれません。
その時の暖房は
37坪の断熱ゾーンに一番小さな※FFストーブ一台、カロリー計算すると最小出力でOKです。

※FFストーブは排気の煙突が有るので固定ですが室内の空気は汚れません。
エアコン暖房が主流ですが、小生はFFストーブをお勧めしています
①足もとから暖気が出る
②エアコンのよう風の気流が無い
③輻射熱なので暖房感が違う
「暖房感」ついて、新住協の親分、鎌田先生がよく話すのが
鎌田先生は室蘭工大の教授なので「室蘭ではFFストーブ使っていた。」
退官後は仙台のマンションに住んでいます、マンションでの暖房はエアコン
奥様が「室蘭の家と温度は同じなのに寒く感じる。。。」
なぜか、解ってる先生はFFスートブを設置
「マンションは壁がコンクリートなので大変だった、、、」と
先生の教え子で新住協事務局の久保田さんが新築しましたがやはりFFストーブが入っていました。

K邸では間口16.38mで西から1/4のところにFFストーブ、
より西側に寄ったところにエアコンが設置してあります、
ACのわきにサーキュレーターを付けています、
『サーキュレーターを廻すと奥の部屋が暖かくなる!』と奥様
伺った時も部屋のドア戸が閉めてありましたが
建具上の開口有るためにサーキュレーターで送られた暖気が届くのでしょう、
引渡し時に
【今までの家は寒いから閉めろ!でしたが今度の家では寒いから開けておけですよ。】
と話しますが、建具の開放はなかなかできません、ので何度も話さなくては。(^^)/です!

まめくんのために開けていても付加断熱してるから暖房費も少しの
アップで済むはず、、、、「  まめくんよかったな・・・」
~でも、 建築やとしては「ちょっと複雑な気持ち~~」


今回で今年最後のブログになりました、ご覧頂いてありがとうございます。
来年は1月13日頃からのアップを予定しています。

来年もよろしくお願いします。