「那珂川の家」no.3上棟です。+床断熱ついて。 | やなぎたハウジング

社長ブログ

2020/4/6

「那珂川の家」no.3上棟です。+床断熱ついて。

27日から28日でお陰様で、上棟できました。
特に28日は午後は雨でした。予報的中!!!
弊社ではほとんどが桁上で断熱、気密を取ります。

桁上に厚み24mmの合板、室内側にヒノキを貼ったものを貼っています
 それは
耐震のアップ、貼ることで2階天井完成、電気の配線を桁上から室内へ出すことで気密処理が簡単で確実にできるからです。
   建て方時の足場になって安全ですよ。(^^)/
防湿気密シートを貼るとき、雨の場合は工事はストップです。
濡れた合板ではシート留めるテープが効かない。
濡れた合板にシートを貼ってしまうと乾かない。
建て方はレッカー、手伝いの大工さんが日を決めて協力して仕事をします。
雨で中止、順延になると手伝いの都合もあるのでヤキモキしました。が、
降りだす前に写真の状態まで、できました。セーフです。

写真のセキ板(垂木下端)て何のためにつける?

桁上に断熱材をブローイングしたときに吹きこぼれ防止
断熱材に空気の流れが当たらないためです。

今回紹介した工事は高断熱住宅、特有の仕事です。
一般の家ではこれらの工事は無しです、レッカーも一日で済みます。
高断熱住宅をきちんと作ることは費用は掛かりますが
ひらめきその分、費用対効果は有りますよ。


「床断熱」

前回、基礎断熱を選択する理由をかきました。そこで断熱改修工事では床断熱がほとんどです。と、

この様な既存の基礎に断熱材を貼ることは大変な工事になります。
このあたりが最大の理由になります。
断熱材によっては断熱材の下に防水透湿シートを貼る場合もあります。(>_<)

床断熱材の厚み80mmの上に42mm追加このぐらいの厚みは必要でしょう、

設備の配管は断熱材、フローリングを抜いて、気密を取って、の仕事があります。
配管部部の区画だけを発泡系の断熱材にして抜きやすくする場合も、、、
【キチンと造るとなると、床断熱は意外と手間がかかる。】

新築の場合、床下の通気は基礎パッキンなります、又、断熱材を付加すとなると
リフォームと違い大引き下になります、図は新築で床断熱した場合の床下への通気の取り方を、悩んだ時の図面です

いずれにしても手間がかかる。又
ユニットバスと玄関は基礎断熱で納めなければなりません
ここを、気密と断熱を確実に納めるも手間がかかるになります。

床断熱を考えてる方に
「業者を決めるときにユニットバスと玄関の断熱気密の納め方を聞いてください。」
 >外側に断熱材が貼ってあるから大丈夫、中側はいらないです。<
  これってかなりまずい、今の業者はいないと思いますが。

ユニットバスの基礎断熱を簡単で確実な方法
□風呂、トイレ、洗面などの水回りをまとめて、そこの区画のみ基礎断熱にする。
□玄関は床断熱で納める。ポーチはWDで作る。段差無しになります。

知人の家なのでアップです
暮らしていくとWDの床下は、こんな風になるでしょう

裏側の写真しかなかったので、すみません。


現場へ通う道路沿いに

あまりにも良かったので、初めて、枝重桜をしみじみ見ました。
花も可憐です、

来年、コロナのダメージが無ければ弁当をもって行きたいですね。

最後までありがとうございます。