「那珂川の家」no.6 付加断熱とバルコニー | やなぎたハウジング

たどりついたコンセプトはシンプル・イズ・ベスト。
北関東で快適なのに低燃費な新築・断熱改修工事をしています。

社長ブログ

2020/6/15

「那珂川の家」no.6 付加断熱とバルコニー

断熱見学会への来場ありがとございました。
完成見学会も予定していますので、来場お待ちしています。

さらに柱の外側に 断熱材を追加して入れることを〝付加断熱〝と言います。

付加断熱をしてバルコニーを作ることは、室内側から壁に入った湿気(防湿気密シートをきちんと施工すれば極微量)、微量の湿気を逃がすために室内側から透湿抵抗の低い材料を順に施工すると外部に放出されることになります。

最近のバルコニーはFRP防水なので外に向かって流れてきた湿気をFRPで完全にストップして壁内にたまります。これぐらいの湿気で木材が腐るとは思いません、温度が上昇すると多分、蒸発してしまうと思います。

でも、建物では多分はやってはいけないので

木材で囲まれた区画から移動できるように穴(赤丸)あけて移動できるようしています。

サッシもFRPの上にコーキングを廻してサッシを圧着して取り付けるので柱との段差も調整することに。

「完成すると見えませんが手間がかかってしまいます。」

・・・そんな折・・・

高断熱住宅でバルコニーが必要なのか疑問がわいてきました・・・
洗濯物を干す:ほとんどの家が室内干し。。。外干しは休日ぐらい
バルコニーに布団を干したい:なくてもこんな商品があります

布団干しバー

お住いの奥様

バルコニー無くても問題はない。
バルコニーの掃除もしないで済むし。(^^)/
サッシが掃き出しでないのでサッシの下の壁がベットなどを置く場所になる。
「布団はベットからひょいとですよ。。。」
>最近はバルコニー付けますかと最初に聞いています。<

只今設計中の家で前(南)の空いてる土地に家が建っと、日影が心配なので”南に吹き抜け”を付け、掃き出しサッシで採光を多くとることに

やっぱり窓を拭くためにバルコニーが必要、洗濯物は通常は室内干しだから奥行きは600mmもあればOK・・・奥行き600mmと狭い場合、木造で作るとなるとコストパフォーマンスが悪いので、思いついたのが、二昔前は、ほとんどが鉄かアルミ製がほとんどカタログを見るとあるではないですか。スマートなデザインが!

このタイプは上段で、くどくど書いた悩み
【防水と放湿、相反する施工を両立させる】が普通に取り付けても解決です。

・・・もう一つの仕事と心配も解決です。・・・

この写真はおそらく20年以上前の笠木部分の写真です、最近はこのようにならないように色々な部品、施工方法があります。


これらを使うとこんな感じ。手間が、かかります。

現時点ではこの方法が最善でしょう。が、こちゃ々と手を重ねるとほころびも出やすいかな・・・なので何重にも対策が取られています。が、あるメーカーでこの工法は問題が発生するかもと、又この材質ではその部分の湿気が抜けないから、と

なるほどで、最近は右のメーカーを使っています。

付加断熱の家ではアルミ製のバルコニーが向いてるとあらためて思っています。


最後までありがとうございます。