「農家住宅も付加断熱の時代に!」No.2 耐震等級3の時代に | やなぎたハウジング

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社長ブログ

2021/8/3

「農家住宅も付加断熱の時代に!」No.2 耐震等級3の時代に

ここ4・5年ほとんどの方が耐震等級3で設計してほしいと要望されます。それで最近は要望が無くても耐震等級3で設計しないと「大丈夫かな・・」と一抹の不安を抱きます、
建築基準では耐震等級1ですが、震災ではクロスにしわが寄った程度が2軒ほどありました。。
“地震の強弱、振動波のカタチ、建築地の地盤状態などで“違いが出ると思います。

震災前、直径2㎞以内に三棟を次々に建てましたいずれも耐震等級は1です、
今のように耐震等級云々有りませんでした。

①建て替えで地盤改良工事済、総二階でなく平面計画では凹凸あり。
②建て替えで地盤改良無し、総二階でなくても平面計画では凹凸が無い。
③畑に盛り土してから5年は経過してる、地盤改良工時済み、総二階。

建物の形状から見た、耐震性は③②①の順です。が、
耐震性一番と思ってた③の家がクロスに、しわや割れが数か所出てしまいました。
①②の家には被害無し。予想に反して③が被害ありました。
原因を考えると③は盛り土(1.3mぐらい)工事中に雨が降るといつまでもぬかるんでいた。
構造的には有利ですが他の二棟比べると「地盤が一番不利」が原因かなと考えています。が、地盤の専門家でないので断定できませんが・・・(>_<)

【何世代も住んでる家は、家を建てるときに、回りより地盤が高い、他の家を見ると地盤がよさそうだ、などで、そこを選んでると思います。】

建築地を選ぶときは上記の件も、選ぶ条件かなと思います。

等級3の家を造るようになって思うこと

こんなにもガチガチに固めても良いものかなと、感じるときもあります。
等級1比較すると耐震壁の量が半端ない。それは等級を判定するときには耐震壁の量が判定基準なるからです。が、
木造住宅は”しなやかさが特徴“なのでは、
しなやかさを考慮して構造計算すると木造で通常使われてる計算方法と異なり現実的ではないのでしょう。

揺れに対してガチッと固く造るになりますが木造はピン構造なので揺れます。
“つぱってる“ところに揺れが、なんども繰り返されると『釘やビスが緩んで』設計の強度から下がってくると指摘されています。
ではどうする、制震装置なるものがあります
これは
揺れを吸収して揺れを軽減します。制震装置は法的には必要ありません。
余震などでの繰り返しの揺れでの耐震強度劣化まで考える方は「耐震等級3+制振装置ではないでしょうか。」

耐震等級1では、D10Φでは200㎜角、D13Φは300角でOKとなります。
・・・写真のように配筋が細かく補強されることは無いでしょう。・・・
【決められた基準を守るのは当たり前です。そして、基準に沿った仕事をする。】
と言うことになります。


暑さ最高調、ですが週一ペース乗れています。
「よく、熱中症にならなね」と聞かれますが10年前までは日曜日の午前中、レーシングチームで追い込んだ練習しましたがバイクなので熱の発散が良いせいか小生を含めて熱中症なった者はいませんでした。
最近は「美容と健康」が目的なので8時までにはスタート
なるべく日影を選んで乗っています。


登りはキツイですが、日影が多いのでつい選んでしまします。
もがいた分、下りは気持ちが良いですね


中央の白色が山百合です実際は、よく目立ったのですが(^^)/
真岡市の根本山

最後までありがとうございます。