スケルトンに解体しての改修工事 No.3「壁の断熱工事」 | やなぎたハウジング

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社長ブログ

2023/12/11NEW

スケルトンに解体しての改修工事 No.3「壁の断熱工事」

No.2の補足:システムバスの基礎断熱

赤色ラインは床断熱と基礎断熱の境、ここは気密の泣き所「丁寧な仕事で確実に気密を取る」

壁:充填断熱工事施工例。
施工の注意点は充填部分に隙間できないように充填する。


断熱材が充填されない隙間部分があると「その部分が結露する!場合もあります。」

防湿気密シート貼

補強梁、柱を撤去するのでC鋼を抱き合わせで補強。

新設の柱は補強軽量梁の端部なのに
梁に柱のほぞを入れることができなかったので
地震の時の左右上下の揺さぶりに
オーダーで鉄プレートを作成、カバーしました。


上下の黒い線がシート端部の両面テープ、防湿気密シートの幅は3mなので継ぎ目なしで一周
「調理がガスなので久しぶりのメガネ石(笑)」
メガネ石使用で高断熱高気密すると以下が悩みどころです
内側(防火と気密)外側(防火と防水)の施工に工夫が必要

なぜ袋入りグラスウールを使わないのか

“C値0.3前後出す、ためには気密が取りずらいと考えています。
 また、袋入りでC値を上げるには作業量が増える。”

袋入り状態をカットせずで、全てに充填はできない。
カット部分の気密を取るにはテープを貼ることになる
「極端に言えば裸のGWでは防湿気密シートを一周すればよい」
防湿気密シートの厚みは0.2mmあるのでテープが貼りやすい。

外周周りの石膏ボードは桁(天井上)まで貼って耐震を上げる。また、防湿気密シートを押さえる。
せきいた(合板5mm)はGWを厚み45cmに吹き込むので
軒天に吹き込まれる事が無いように、するのと
軒天からの換気の気流を避ける役目
風量が低いので、役目をするかなぐらいです、が、


気密パッキンの位置のPB裏側に受け材を入れる
PBが凹で気密に影響が出ないようにするため。


※基礎断熱以外はすべてにGWを使うのかは
主原料がエコロジーなリサイクルガラス
火災などで燃焼した場合、有毒ガスが出ない!!!
施工は他の断熱材より面倒ですが
〝安全のために”
慣れればもありますが・・いや・・
“やる気があれば“見た目より簡単ですよ。



近所のお婆さんは歩く姿が「なんか頼りない」それが
自転車を乗ると意外に普通に乗っている、
2021/10/10バイクで転んで大腿骨転子部骨折の大けが
ドクター「もうちょっと上なら人工関節だった。」
半年後、バイク乗ってみると歩くより楽、
【骨盤をサドルで受けてる】これだなと思いました。


最後までありがとうございます。