断熱性能の確保と自分たちの思いを叶えたい。
設計コンセプト
『断熱性能の確保と自分たちの思いを叶えたい。』
打合せ当初、前の家による日影が気になる様子なので日影検討をソフト使って検証しながら設計を進めました。また、フラット35の省令準耐火構造を取り入れるか悩みましたが“木が見える”が欲しいで、省令準耐火の仕様は無しなりました。
建築地 | 栃木県下野市 | 竣工 | 平成30年 5月 | 見学 | 可 |
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また、フラット35の省令準耐火構造を取り入れるか悩みましたが “木が見える”が欲しいで、省令準耐火の仕様は無しなりました。
耐震等級3に制震ダンパーを設置して地震に備えています。
高断熱高気密の性能を確実にするための総二階ふうのデザイン
「北のキッチンに自然光が欲しい」で北に吹き抜けを付けています。
吹き抜けとエアコンの位置がマッチして想定した空調ができています。
工事の流れ
高断熱住宅の住まい方
Y様邸 夏の住まい方
通風は夜間から明け方に行い、それ以外の時間帯はエアコンを使用します。
但し夜間から明け方の外気温が高いままの場合は、常時エアコンをオンにしたほうが良いです。
常時エアコンをオンにしていても、Q1住宅の高気密高断熱の家では消費電力はわずかで済みます。外気温や湿度が室内より低い夜間から朝方はガラリ付きシャッター(エアリス)を採風にして通風を得ることができます。
Y様邸 冬の住まい方
積極的に日射取得を心掛けましょう。晴れている日はカーテンやスクリーンなどをあけてください。
計画換気をしておりますので、室内が過乾燥になりがちです。洗濯物の室内干しや、浴室のドア・洗面所のドアを開けておき、浴室の窓は閉じておきます。
外気を入れてしまうと高断熱高気密の意味がなくなってしまいます。エアコンは最適な温度をみつけて常時オンにしましょう。
断熱・換気の仕様
断熱
桁 上 | 吹込みグラスウール厚さ450mm |
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壁 | HGW16K厚さ235mm |
基 礎 | 外パフォームガード30mm 中XSP100mm ベース外周に幅910mm厚さ50mm |
サッシ | 樹脂トリプルガラスアルゴンガス入り |
24時間換気 | 第一種熱交換タイプ 換気効率80% |
計算プログラム Qpex Ver.34
延べ床面積(㎡) | 120.07 |
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熱損失係数Q値 (W/㎡・k) | 0.89 |
自然温度差(℃) | 9.68 |
暖房エネルギーの低燃費度は次世代省エネ基準モデル120㎡と比較して |
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完成後測定Q値 0.4 |